研修情報

京都市保育所職員講座

平素は保育士会活動の推進にご理解ご協力賜り感謝申し上げます。
このたび、京都市保育士会・幼保総合支援室共催により、下記の通り研修会を実施します。ぜひ多数のご参加をお待ちしております。

日時・会場

日時 2025年02月05日(水) 18:40~20:40(受付18:15より) 
会場 キャンパスプラザ京都 5階 第1講義室
講師名 遠藤 利彦 氏
東京大学大学院教育学研究科教授、同附属発達保育実践制作学センター(Cedep)センター長、心理学博士。
1962年生まれ。東京大学教育学部卒。同大学院教育学研究科博士課程単位取得後退学。聖心女子大学文学部講師、九州大学大学院人間環境学研究院助教授、京都大学大学院教育学研究科准教授などを経て、2013年から現職。専門は発達心理学、感情心理学、進化心理学。NHK子育て番組「すくすく子育て」にも専門家として出演。
テーマ 今、大切にしたい子どもへの関わり-アタッチメントから考える保育者の役割-
概要 近年、とみに、乳幼児期における種々の経験のあり方が、人の生涯に亘る心身の健康や幸福感の実現・維持において、きわめて重要な意味を有していることが実証的に明らかにされつつある。殊に、世界各地で展開される複数の長期縦断研究は、乳幼児期の子どもを取り巻く「人的環境」の質が、その後の個人の生涯に亘るほぼあらゆる領域・側面の発達において、枢要な鍵を握っているということを示している。とりわけ「人的環境」の中でも、子どもに最も濃密に関わる大人による関わりの質、そして結果としてその大人と子どもの間に形成されるアタッチメントの質は、人生の出発点において、自他に対する基本的信頼感の基盤形成、さらにはいわゆる非認知的な心(=社会情動的コンピテンス=自己と社会性に関わる心の力)の萌芽と発達を方向付けるものとして特に刮目すべきものとして在る。
本研修では、アタッチメントとは何か、何故に子どもの心身の発達に深く影響を及ぼし得るかについて概説を行った上で、とりわけ家庭外において最も子どもに近しい大人である保育者が、どのように子どもに関わることで、子どもの認知・非認知の心の発達を支え促し得るかについて考察することとしたい。
申し込み締切 1月28日(火)締め切り
キャリア
アップ
対応
分野(1)乳児保育・教育 ③保育者の適切な関わり 2h